北海道YFEの活動記録 (北海道YFEアーカイブス)
札樽地区研修会(96年7月度)
鋳物製作実習
 研修会では、3〜4回にかけて、各自が鋳物作りの楽しさを肌で実感することを目的として、実際に鋳物を造ってみることにしました。
 今月は、そのためのレクチャを、道立工業試験場の名雪主任研究員から受けました。
1.鋳物作りを企画した背景
 この企画を提案したのは、研修会幹事(北海道YFE企画局)の井川さんです。井川さん自身、鋳造用資材を供給する商社に勤められていますから、直接鋳物作りに携わることはありません。もしかしたら、鋳造工場の若い人も、現場のどこかに張り付きで、実際に鋳物を造っているという実感がないかもしれません。また、鋳物といっても鋳鉄あり、非鉄ありで工場で鋳造している材質とはまた別な金属の鋳物に触れる機会も少ないでしょう。
 そこで、この研修会では、実際に鋳型を各自に作ってもらって、溶解も、鋳込みも、後仕上げも全部自分でやってみて、鋳物作りの楽しさを実感してみようということになりました。

2.鋳物作りのプロセス
 研修会で造る鋳物の型は、利便性を考慮して「ロウ模型」を使い、石膏鋳型で鋳型を造って鋳造します。(今回の参加者には、各々にロウ模型の材料となる混合ワックスを配布しました)名雪主任研究員からは、ワックスの原料とその配合、模型作成の手順などが解説されました。
 また、どんな鋳物を作るかについても、これまで名雪主任研究員が製作したサンプルを示しながら、様々なアドバイスをしていただきました。

3.今後の予定(計画)
 次回(来月)の研修会までに、めいめいワックスで鋳物の模型を作って来るよう、宿題が出されました。次回は、湯口系を付加して石膏型を造るところまで進む予定です。
 その次は、ワックスを溶かしだして鋳型を完成させ、銅合金(BC6)を溶解、鋳造する予定です。

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