北海道YFEの活動記録 (北海道YFEアーカイブス)
札樽地区研修会(96年4月度)
情報通信サービスについて
解説:北海道立工業試験場 戸 羽 篤 也
1.情報伝達の基礎知識
 情報(量) = データ(量)
 情報量の単位 = Bit(ビット) = Binary digit 〜 2進数の0と1
 1Byte(バイト) = 8bit = 英数字1文字
 1Word(ワード) = 2byte = 日本語(漢字)1文字
情報の伝達 伝達媒体(メディア)
SoftwareHardware
a.文字新聞、雑誌、資料..
b.音声ラジオ、電話..
c.静止画像FAX、写真、ポスター..
d.動画像テレビ、映画..
   ↓
伝達のためにデータ化 → ディジタル化
a. 手書き文書→ワードプロセッサ
b. 電話→ INS64(ISDN)
c. カメラ→ デジタルカメラ
d. VTR→ Video Disk、ケーブルTV
  ↓
多種メディアを扱う統合環境 = マルチメディア

2.情報通信の基礎知識
データ転送形態として、(1)並列(パラレル)データ転送と(2)直列(シリアル)データ転送がある。
情報転送能力は、単位時間当たりの電送情報量で評価する。
単位: Bit Per Second (bps) = ビット/秒
(RS-232Cの転送レート 'baud' とは区別する)
シリアル伝送GP-IB、セントロニクス(プリンタ)..
パラレル伝送RS-232C、E-thernet、光ファイバ
直列データ転送は、以下の様に分類される
アナログ通信ブロードバンド方式電話回線(モデム)
ディジタル通信ベースバンド方式専用回線(LAN/WAN)

3.データ通信の概念モデル(OSI参照モデル)
7.アプリケーション層アプリケーションサービス提供ftp, telnet,SMTP..
6.プレゼンテーション層データ表現形式
5.セッション層ダイアログ管理
4.トランスポート層端末対端末のデータ転送TCP
3.ネットワーク層通信経路選択とデータの中継IP
2.データリンク層隣接システム間のデータ転送Ethernet
1.物理層データのビット列転送

4.データリンクの形態
a.パソコン同志のデータリンク
 パラレルリンク = GP-IB ( 1Mbps )
 シリアルリンク = RS232C ( 9.6Kbps )
b. 商用BBSのデータリンク
 アナログモデム = 電話回線網( 2.4Kbps 〜 28.8Kbps )
c. LAN
  Ethernet( 10Mbps、 100Mbps )
d. インターネット

5.LAN
LAN( Local Area Network )でできること
 PC−LAN 〜 ファイルやプリンタの共有
 WS−LAN 〜 ファイルやプリンタの共有、リモートアクセス、電子メール
NetOS 〜 ネットワークの機能を持ったオペレーティングシステム
 a. UNIX 〜 ワークステーションを中心に置いたLANシステムの構築
 b. Netware 〜 PCを中心にファイル/プリンタの共有を目的に絞ったLAN
 c. Windows NT 〜 a.とb.の中間的存在(PCを中心にUNIX機能の一部を実現)
サーバ・クライアントシステム
サーバ データベース、ファイル、メール、プリンタ等のアクセス要求を受けつけてサービスを提供するマシン。
クライアント 実際の仕事をするため使用する端末マシン。

6.パソコンネットワーク(パソコン通信)
私企業、個人向けのサービスを提供する商用ネットワーク管理システム
パソコン通信でできること 〜 電子メール、電子掲示板、電子会議(フォーラム)
 パソコンネットワークを利用するためにはアクセス権 (ID) の取得が必要。
 IDを持ったもの同志がデータの授受を行う。
 主な商用ネットワーク: NIFTY-Serve、PC-VAN
UploadとDownload
 Upload = パソコンネットワークシステムにデータやテキストを転送する。
 Download = パソコンネットワークシステムからデータやテキストを取得する。

IDとパスワード
 ID(Individual Data)= アクセス権を管理するためのコード(公開)
 パスワード(Password) = アクセスしている個人を特定するためのコード(非公開)

電子メールのメリット
  • 即時性 〜 瞬時に相手に届く(電話/FAX)
  • 確実性 〜 相手が不在でも届く(郵便) → 時差を通り超えた通信手段
  • 経済性 〜 国内同一料金(アクセスチャージとアクセスポイントまでの電話料金)
  • 同報性 〜 一度に複数の相手に配信する機能を持っている
  • 機密性 〜 パスワードを公にしない限りメールの内容を他人に知られない
  • 応答性 〜 相手が受取り次第、返事を書く(ようだ)

7.インターネット
UNIXネットワーク(LAN)を相互接続し、世界大に広げた通信網で、主に軍事利用、学術利用に使用されていた。
→ 近年、商用目的にも開放(利用する者が共同で管理運営する。)最近では、個人利用のサービスが開発され、
サービスが提供されつつある

インターネットでできること
 UNIXネットワークでできること+WWW(World Wide Web)
 (電子メール、リモートアクセス)
  インターネットを利用するための準備
  a.企業/団体 = LAN同志の接続(アクセスドメインの取得)
  b.個人(私企業) = プロバイダ接続(契約)
  c.パソコン通信のPPP(Point to Point Protocol )接続サービスの利用

北海道(札幌)にアクセスポイントのあるプロバイダ
 InfoWeb(札幌/anlg 28.8K、ISDN 64K)
 BEKKOAME(札幌/anlg 28.8K、ISDN 38.4K)
 ASAHIネット(札幌/anlg 28.8K、滝川、小樽、旭川、函館、北見、釧路、帯広、富良野/anlg 2.4K)
 HOKKAINET(札幌、北見、釧路、帯広/anlg 28.8K、ISDN 64K)
アクセス費用 = およそ 初期 \2,000〜\5,000 + \10/分(個人・法人で差がある)
   NIFTY-ServeでのPPPサービス( Analog 14.4K )\10/分 + 市内電話通話料金

WWWによる情報取得と情報発信
 WWW( World Wide Web )= 世界どこからでも参照できる情報伝達手段のシステム
 ホームページ = WWWによる情報発信の窓口
 ホームページの選択はURL(Uniform Resource Locator)を入力する。
  WWWを参照するには、'WWWブラウザ'と呼ばれるソフトウェアが必要
               (Windows 95には、MS-Internet Exploreが添付されている)
  例:北海道立工業試験場 http://www.hokkaido-iri.go.jp/index.html
     北海道大学 http://www.hokudai.ac.jp/index.html
     北海道YFE http://mas02.hokkaido-iri.go.jp/JFS/YFE_H.html
     東北支部YFE http://niyama-lab.material.tohoku.ac.jp/JFS/YFE/YFE.html
     九州支部YFE http://www.oita-ct.ac.jp/seigyo/YFE/YFE-kyusyu.html
     東京放送(TBS) http://www.tbs.co.jp
     日本マイクロソフト http://www.microsoft.co.jp
     EPSON http://www.epson.co.jp

WWWによる情報発信
InfoWebなどのプロバイダと契約すると、一定容量のハードディスク領域をWWW用に提供してくれる。
(領域を超えた分は、自社のWWWサーバにリンクしてもよい)


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